車のローンは、一般的に1年~7年があります。
ほとんどの方は、3年~5年の間で設定しているようですが、「とにかく月々の支払額を抑えたい」という方は、7年で組むようです。
では、7年のように長い期間をかけて支払っていく場合、支払額がどのようになるのか、またどのようなメリット・デメリットがあるのか解説していきます。
Contents
7年ローンを組んだ場合のシミュレーション
まず、7年でローンを組んだ場合、金利や総額がいくらになるのか確認しておきましょう。
比較できるように、5年で組んだ場合も記載しました。
例:借入額200万円 金利5% の場合
返済期間 | 月々の返済額 | 支払利息(総額) | 総支払額 |
---|---|---|---|
5年 | 37,742円 | 264,548円 | 2,264,548円 |
7年 | 28,268円 | 374,497円 | 2,374,497円 |
比べると、月々の返済額が9,474円下がっていますね。これだけ下がれば、余裕をもって毎月支払っていけるでしょう。
ただし、支払利息は5年の場合と比べて、109,949円増えています。
バカにできない金額ではありますが、余裕を持った支払いをするための必要経費として考えることも必要でしょう。
7年ローンを組んだ場合のメリット
7年ローンを組んだ場合のメリットは
- 月々の支払額が、かなり抑えられる
- 値段の高い車にも手が届きやすくなる
があります。
月々の支払額が、かなり抑えられる
7年ローンにすると、月々の支払額が下がるため、収入の少ない新入社員やフリーター、学生でも毎月の支払いが楽になります。
また、ケガや病気などで収入が減ってしまうリスクも考えると、この点は大きなメリットと言えるでしょう。
値段の高い車にも手が届きやすくなる
人によっては、どうしても欲しい憧れの車があったり、こだわりの車がありますので、その車が高めだった場合にも効果的です。
ただ、高価な車を選んだり、なんでもかんでもオプションをつけたりして300万~400万と高くなってしまうと、7年ローンを組んだとしても結局、月の支払額は大きくなってしまうので、ディーラーにてしっかりシミュレーションをしてから決めましょう。
7年ローンを組んだ場合のデメリット
7年ローンを組んだ場合のデメリットは
- 支払利息が増える
- 車の買い替えがしにくくなる
支払利息が増える
これは先に記載した通りです。
支払利息を減らすなら、頭金を入れて借入額を減らすという方法もありますので、自身の貯蓄額を確認して、以下のようなサイトでシミュレーションすることをおすすめします。
車の買い替えがしにくくなる
7年ローンを組むということは、その7年の間は新しいローンが組めない(※)ということです。
(※)絶対に組めないわけではありませんが、2つ目以降のローンは非常に審査が厳しいです。
そのため、7年の間のどこかで
- 結婚や子供ができた際に、軽自動車からミニバンに買い替えよう
- 今まで趣味で中型、大型車に乗っていたけど軽自動車に買い替えよう
ということになった場合、まだローンが残っているため買い替えが出来ないという状況になることがあります。
しかし、買い替えを考えた時点でのローンの残額を一括で返済してから次の車のローンを組むという方法もありますので、絶対に買い替えできないというわけではないことを覚えておいてください。
購入時に入れる頭金を増やす方法
頭金を入れると、ローンの借入額が減るため毎月の支払額や支払金利が減り、ローンの審査にも通りやすくなるメリットがあります。
ではどうやって頭金を増やすかというと
今乗っている車を高く売る
ことです。
高く売るには、ディーラーに下取りに出すのではなく一括査定を利用して買取業者に売却しましょう。
ディーラーに下取りに出した場合と、買取業者に売却した場合では、10万円~40万円以上も買取価格に差が出ることもありますよ。
一括査定は、複数の業者に査定依頼を出すことで価格競争がおき、買取価格が高くなりやすいです。申込・査定は無料なので是非試してみてください。
長く乗れる良い車を、安く購入する
車を高く売って頭金を入れることで、ローンの支払利息を減らすことも大事ですが、車をできるだけ安く買うということも大事です。
ネットの中古車検索サイトなら、欲しい車の条件を登録するだけで、業者が希望に合う車を探してくれるので、自分で中古車雑誌を買って探したり、中古車屋を何件も回って探す必要がありません。
新古車なら1割~3割、1年~3年落ちの中古車なら2割~3割ほど安く購入することができます。
希望の車を探してもらうのに費用はかかりませんので、まずはこちらで車を探してみることをおすすめします。
コメント